Pythonの入出力・変数・型をやさしく解説|初心者が最初に覚える基礎文法
この記事でわかること
- Pythonでの基本的な入出力の方法
- 変数とは何か、どうやって使うのか
- Pythonで扱われる主なデータ型の種類
- なぜ型を意識する必要があるのか
- 初心者がつまずきやすいポイントとその考え方
Pythonの入出力とは
出力(print)
Pythonで画面に文字や値を表示したいときは、print を使う
これは一番最初に触れることになる命令のひとつ
print("Hello, Python")このコードを実行すると、画面に Hello, Python と表示される
ダブルクォーテーションやシングルクォーテーションで囲まれた文字は「文字列」として扱われる
数値もそのまま表示できる
print(10)
print(3.14)プログラムの途中経過を確認したり、結果を表示したりと、print は今後ずっと使うことになる大切な存在
入力(input)
ユーザーに値を入力してもらいたい場合は input を使う
name = input("名前を入力してください: ")
print(name)実行すると、画面にメッセージが表示され、キーボードから文字を入力できる
入力された内容は変数 name に保存され、その後の処理で使えるようになる
ここで大事なのは、input で受け取った値は 必ず文字列になる という点
変数とは何か
変数の役割
変数とは、値を一時的に保存しておくための「名前付きの箱」のようなもの
age = 20この場合
ageが変数名20が変数に入っている値
Pythonでは型を書かなくてもよく、代入した値によって自動的に判断される
message = "こんにちは"
number = 100とてもシンプルだけど、その分「今この変数に何が入っているのか」を意識することが大切
変数名のルール
Pythonの変数名にはいくつかのルールがある
- 英字、数字、アンダースコアが使える
- 数字から始めることはできない
- 大文字と小文字は区別される
- 予約語(if, for, while など)は使えない
おすすめなのは、意味が分かる名前を付けること
x = 10 # 意味が分かりにくい
total_price = 10 # 何の値か分かりやすいコードが長くなったとき、これがとても効いてくる
Pythonの型(データ型)
Pythonでは、値にはそれぞれ「型」がある
型とは、その値がどんな性質を持っているかを表すもの
主なデータ型
int(整数)
count = 5足し算や引き算などの計算ができる、いわゆる整数
float(小数)
price = 3.5小数点を含む数値
計算結果が小数になる場合も、この型になる
str(文字列)
text = "Python"文字や文章を扱う型input で受け取った値もすべてこの型になる
bool(真偽値)
is_open = TrueTrue または False のどちらか
条件分岐などで非常によく使われる
型を確認する方法
変数の型を調べたいときは type を使う
x = 10
print(type(x))学習中は積極的に使うと理解が深まりやすい
型の違いで起こる注意点
Pythonでは、型が違うとできないことがある
age = input("年齢を入力してください: ")
print(age + 1)これはエラーになるage は文字列で、1 は整数だから
この場合は型変換を行う
age = int(input("年齢を入力してください: "))
print(age + 1)Pythonはやさしい言語だけど、「何の型なのか」を意識しないとエラーにつながることも多い
まとめ
printは画面に値を表示するための命令inputはユーザーから入力を受け取るための命令- 変数は値を保存して再利用するための仕組み
- Pythonでは型を自動で判断してくれるが、型の存在を理解することが重要
- 特に
inputは文字列になる点に注意する