<C++>導入編
今回の記事でわかること
- C++を扱う上で覚えておくことが分かる
プログラム言語を扱う上での知識
プログラムは小文字で記述する
プログラミングでは、基本的に小文字で記述することがルールです
理由:多くのプログラム言語では大文字と小文字が区別されるためです
つまり、大文字と小文字は全く別の文字として扱われます
例えばASCIIコードの場合:
- ‘A’ の文字コードは 65
- ‘a’ の文字コードは 97
65 と 97 は全く別物なので、大文字と小文字は混同できません
ASCIIコードについて簡単に説明すると
- 正式名称:American Standard Code for Information Interchange
- アルファベット、数字、記号などを文字コードとして表現したもの
- 0~127までの番号が存在
※詳しくは別記事で解説します
プログラムの最後はセミコロン
- コロン
:とは違うので注意してください - セミコロン
;は文の終わりを示します
int num;
cin >> num;
cout << "入力した文字を出力:" << num;ここで扱われているcin,coutについてはまた別の記事にてご説明させていただきます
C++最初のおまじない
まあ最初は深く考えず、こんな表記があるのか~って覚えよう!!!プログラムを動かすうえで必ず必要になる表記です
- #include<iostream>
- using namespace std;
- int main(void)
- return 0;
#include<iostream>
まず#includeについて…includeには英語で「~を含む、~を取り込む」といった意味があるらしい。右の<>内に記述しているものを取り込んで、使えるようにするという意味になる
<iostream>に関してはinput output streamの略であり、標準入出力のことを指します
標準入出力について説明すると、出力はディスプレイ、入力はキーボードのことを意味する。入出力を行わないプログラムだったとしても記述しておかないと、何かしらのエラーは起こるからとりあえず書こうね。その時のエラーメッセージに記載されているものが<iostream>にある機能!!!知りたかったらエラー起こすのもあり…?
using namespasce std;
本来、出力を意味するcoutは「std::cout」と記述するのが正式なのですが、これを何度も記述するのは面倒…ということで、それを少しでも省略するための表記
もちろん、メリットだけではありませんのでstd::coutの方を使い慣れておくのも良いかも
int main(void)
main()関数と呼ばれるもので、C++のプログラムは原則としてmain(void)と記述されている部分から処理が行われるようになっております。main()と記述してviodを省略することも可能
return 0;
主にプログラムの終了を意味するもの。関数や一部プログラムを終了する際などに記述されます
関数についてはまた別の記事…