SwiftでDictionaryを使いこなす方法|キーと値で管理する便利データ構造
この記事でわかること
- SwiftのDictionaryの基本概念
- Dictionaryの作成方法と要素の追加・削除・更新
- キーによる検索や存在チェック
- 配列やSetとの違い、便利なメソッドの活用
SwiftのDictionaryとは
Dictionaryは「キーと値」のペアでデータを管理するデータ構造です
キー(Key)はユニークで、値(Value)は任意の型を持つことができます
簡単に言うと、「名前で値を管理する箱」のようなイメージです
| 特徴 | 配列(Array) | Set | Dictionary |
|---|---|---|---|
| 順序 | 順序あり | 順序なし | 順序なし(Swift5以降は挿入順を保持) |
| 重複 | 値は可能 | 不可 | キーは不可、値は可能 |
| 検索 | インデックス | O(1) | キーで高速アクセス可能 |
Dictionaryの基本操作
作成
var capitals: [String: String] = [
"日本": "東京",
"アメリカ": "ワシントンD.C.",
"フランス": "パリ"
]要素の追加・更新
capitals["イギリス"] = "ロンドン" // 新しい要素を追加
capitals["日本"] = "京都" // 既存の値を更新要素の削除
capitals.removeValue(forKey: "アメリカ")値の取得
if let capital = capitals["フランス"] {
print("フランスの首都は \(capital)")
}Dictionaryの便利な使い方
キーの存在チェック
if capitals.keys.contains("日本") {
print("日本の首都が登録されている")
}ループでの操作
for (country, capital) in capitals {
print("\(country) の首都は \(capital)")
}値だけ、キーだけを取り出す
let allCountries = Array(capitals.keys)
let allCapitals = Array(capitals.values)まとめ
Dictionaryは「キーで値を管理する便利な箱」
検索や更新が高速で、データを整理して扱うのに最適
配列やSetと使い分けることで、Swiftでのデータ処理がより効率的になる
慣れてきたらmapValuesやfilterなどを活用して、さらにスマートに操作できる