Pythonのタプル(tuple)解説|変更不可のデータを扱う方法
この記事でわかること
- タプルとは何か
- Listとの違いと使いどころ
- タプルの作り方と基本操作
- 繰り返し処理との組み合わせ方
- よくあるつまずきポイント
タプルとは
タプル(tuple)とは、値をまとめて扱える箱のようなものですが、一度作ると中身を変更できないのが特徴です
person = ("太郎", 20, 175)"太郎",20,175が要素- 一度作ったタプルは、値の追加・変更・削除ができません
- Listとの違いはここで、安全に値を保持したい場合に便利です
タプルの作り方
丸カッコで作成
point = (10, 20)1つだけの要素の場合
single = (5,) # カンマが必須カンマを忘れると、タプルではなくただの数値扱いになるので注意です
丸カッコを省略することもできる
person = "太郎", 20, 175要素へのアクセス
タプルもListと同じようにインデックスでアクセスできます
print(person[0]) # 太郎
print(person[-1]) # 175順序は保持されますが、値の変更はできません
タプルの操作
タプルは不変なので、値を追加・削除・更新はできません
ただし、繰り返し処理や結合などは可能です
t1 = (1, 2, 3)
t2 = (4, 5)
# 結合
t3 = t1 + t2
print(t3) # (1, 2, 3, 4, 5)
# 繰り返し
print(t1 * 2) # (1, 2, 3, 1, 2, 3)繰り返し処理との組み合わせ
タプルもfor文で順番に処理できます
person = ("太郎", 20, 175)
for item in person:
print(item)順序通りに値を取り出せますが、Listのように途中で変更はできません
注意点
- タプルは不変(immutable)なので、要素の追加・変更・削除はできません
- 1つの要素だけのタプルはカンマが必須
- Listより安全に値を保持したい場合や、関数の戻り値でまとめる場合に便利です
まとめ
- タプルは、変更不可の値をまとめて管理できるデータ構造です
- インデックスで値を取り出せます
- 結合や繰り返しは可能ですが、要素の追加・変更・削除はできません
- 安全に値を保持したい場合や、関数の戻り値として使うのに向いています
これで、Pythonの主要なデータ構造はほぼ揃いました
次は リスト内包表記やmap/filterなどのLINQ的な便利操作 を学ぶと、データ操作がさらに効率的になります